感想は・・・う~ん。
『ファッションが教えてくれること』あらすじ(goo映画)
アメリカ女性の10人に1人が読むというファッション誌米版ヴォーグ。秋の特大号・9月号の準備は5ヶ月前から開始、編集部員は編集長のアナ・ウィンターに特集テーマを提案するが、次々と却下。アナと20年来の付き合いのあるクリエイティブ・ディレクターのグレイスはそんなアナに反発しながらも、衣装やカメラマンを手配し、いくつもの特集を作っていく。しかし、アナは冷酷にボツを宣告。グレイスは締切5日前まで走り回る…。
アナは超美人だし、こだわってお仕事しているのはよくわかったけど、それによって達成されていることって何?と素朴な疑問がわいてきたのでした。
廃刊が相次ぐ雑誌出版業界で、どう存在感を維持していくのかとか、そういう考察がまったくなかったのが残念。
ストーリーの中心となる「9月号」の総ページ数が史上最高になったことが発表されて拍手が巻き起こる場面で、「え?それって何がめでたいの?たくさん広告がついたってこと?」と展開についていけない私。
どの写真を採用して、どの写真を没にして、何ページ展開にして、・・・についてアナが語っていることも残念ながら私にはほぼ理解不能。
一度ボツにしたページが最後になってなぜかもう一度採用されてたり。
もちろん理由の説明はなし。
このあたりでの感想は、「こんな職場、ムリ!」
いっぽう、アナの服装が『プラダを着た悪魔』のミランダのイメージとはかけ離れた主婦っぽいファッションだったことも気になりました。
リバティプリントのワンピース&カーディガンとか。
ヴォーグの編集長といわれて思い浮かぶようなキメキメの格好ではないんですね。
せっかくすばらしいスタイルをキープしているのにもったいないと思ってしまいます。
>まあ、見たら仕事しなきゃって思うんだろうな、
MJの音楽、ステージにかける情熱、パワー、こだわりには心底感動しました。
同じ時期に2つの映画を観て、今年ランキング入りした音楽はMJやビートルズなどの大御所が席巻していることと、世界中のハイブランドが経営不振に陥り存続の危機にさらされていることを対比せずにいられません。
『ファッションが教えてくれること』もエンディングのBe a Starはよかったけどね。
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