考え事と備忘録と発見の集積。

WYSIWYGと略すことはその本質とずれている気もするが、正しい考え方だと思う。

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what you see is what you getの略。

インターフェイスを考える際のよりどころだ。

例えば
「ゲームの画面でどんな操作ができるのか」
「運転席でどんな操縦ができるのか」
「切符販売機でどんなチケットが買えるのか」
「ATMでどんなことができるのか」

ということを説明やマニュアル無しに
それを見ただけで理解できることができたら、
どんなにすばらしいだろう、という理想から生まれた言葉。
つまり「見たまま」のことが「できる」という
インターフェイスのことだ。

これは簡単な操作しか伴わない場合は
比較的容易に達成することができるが、
選択肢が増えるにつれ複雑さは増す。

例えば、エスカレーターのインターフェースは
ものすごく簡単だ、「乗る」と「移動できる」のだ
ほとんど誤解のしようがない。

ではエレベーターはどうだろう?
まず「移動用のモジュールを呼び出す」
次に「行き先階を指定する」といった
操作があるがこれもまあ見たまま理解できる場合が多い。

操作が難解なエレベーターがもしあれば、
設計者には転職をおすすめしたい。

近頃の機器は基本的に複合機能を
搭載しているため、コマンド画面で
機能を選択して使用することになるが
選択肢が増加するにつれこの考えかたを
達成することは非常に困難を伴うようになったようだ。

インターフェースを考える時には、
是非頭の片隅においておこう。

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