考え事と備忘録と発見の集積。

手帳を手放しました! ~堀正岳・佐々木正悟『iPhone情報整理術』~

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ヨウのお古のiPod Touch (8G)を最近使い始めた。
(ヨウ本人は現在第2世代iPod Touch (32G)を使っている。)
あまりにも便利なのでiPod Touchでは飽き足らず、近々iPhoneに乗り換えようかともくろんでいる。

絶好のタイミングで私が読んでいた本は、
iPhone情報整理術 ~あなたを情報“強者”に変える57の活用法!
iPhoneを生活にどのように役立てればいいか、どんなアプリを入れたらいいかなど、具体的にアドバイスしてくれる。
目次は以下のとおり。

Chapter01 iPhoneでつくるクラウド・オフィス
01 ファイルも紙書類もすべてiPhone に入れる
02 雑誌をiPhone で買って読む
03 名刺やカードの情報はiPhone に任せる
04 「超」整理法のファイルをiPhone に取り込んでしまう
05 ネットワーク・ストレージでiPhoneの容量を100ギガバイトにする
06 Air Sharing でiPhoneをモバイルディスクにする
07 裁断機とScanSnapで紙資源をすべてPDF化する
08 Good Reader で大容量PDFを楽に読む
09 iPhone のカメラを利用して本棚整理に解答を用意しておく
10 iPhone でクラウド・オフィスをつくるためのアドバイス
Chapter02 iPhone でゼロストレス仕事術
11 iPhone 上でのタスク管理のストラテジーを立てる
12 GTDとiPhone で理想のタスク管理システムをつくる
13 OmniFocus でGTDのワークフローをマスターする
14 Remember The Milk で高速タスク管理を実現する
15 Toodledo でタスクを立体的に捉えなおす
16 ToDoリストアプリケーションで紙いらずのタスク管理を実現する
17 Inbox Zero でオフィスに着く前に受信箱を空にする
18 Gmail のToDoリストで職場に着く前から仕事をスタートさせる
Chapter03 iPhone ユビキタス手帳術
19 iPhone でユビキタス手帳をつくる
20 Evernote でユビキタス・キャプチャー
21 iPhone でメモを高速入力する
22 80対20の法則で最重要人物をおさえたアドレス帳をつくる
23 Evernote で一歩進んだ人脈手帳をつくる
24 まずはカレンダーでスキマなく予定をうめてみよう
25 使い分けたいGoogle カレンダーとの連携法
26 いつでもどこでも録音する
27 「マネー手帳」で手間いらずの小遣い管理を
28 写真と動画で「今」をキャプチャーする
29 iPhone を手帳に使うならBluetooth ヘッドセットは必需品
30 iPhone とモレスキン手帳で全方位からのアイディアを捉える
31 Hipster PDA でiPhone の死角を埋める

Chapter04 iPhone でウェブを持ち歩く
32 iPhone でGoogle の力を引き出す
33 Instapaper でウェブページをあとでまとめて読む
34 iPhone でブログ記事を手軽に大量に読む
35 どんなにたくさんのブログを購読していても破綻しない3層式RSS整理法
36 ウェブのブックマークをすべてiPhone に入れる
37 1Password でパスワード管理を楽にする
38 「手順」や「やり方」の情報を手に入れるには動画サイトを活用する
Chapter05 出先でのiPhone 活用術
39 マップがあれば,すぐに動き出せる
40 駅探エクスプレスを使い込む
41 「食べログ」で知らない町でも通な食事処を探す
42 プレゼンファイルをムービーにしていつでもアピールできるようにしておく
43 出先から定型メールを一瞬で返信する
44 iPhone 以外の携帯電話と名刺交換をする
45 WifiTrack で都会のWi-Fiのオアシスを探す
46 ウェザーニュースタッチで雨雲をスマートに避ける
Chapter06 人生に近道を作るiPhone ライフハック術
47 テレビ・ラジオ・動画サイトのコンテンツをiPhone で持ち出す
48 電子ブックリーダーで未来の読書を先取りする
49 Audible で通勤時間を英会話教室に変える
50 iPhone + Twitter で情報ネットワークの「中」に入る
51 声で文章を入力する「音声認識メール」
52 White Noise で雰囲気を自在に操作する
53 Nike+ とRunkeeper でランニング戦略を立てる
54 バーチャル・クローゼットを利用して着まわしの達人になる
55 無理なく早起きできる理想の睡眠サイクルをiPhone でつくり出す
56 Weightbot で理想の体型を維持する
57 Daytum で日常のすべてを記録する
付録 さらにiPhone を使いこなすための17のテクニックとアプリケーション


使い始めてもっとも劇的に変わったこと、それはスケジュール管理だ。
iPod Touchなど発売されて2年以上経つが、なぜこれまで手帳を使用していたかというと思い込みによるところが大きい。
電子デバイスでは自分の手帳の使い方を代替できないと思っていたのだ。

移行を試みてからもしばらくのあいだ、「やっぱりムリかな」と感じた。
しかし、いろいろ試すうちに勘どころがつかめてきて、これまで使っていた手帳を家に置いて出かけられるまでになった。

私が手帳に求めるポイントは
・バーチカルタイプであること(かつ、土日の欄が狭くなっていないこと)
・横向きにたくさん書けること
・持ち歩ける程度の重さ・サイズであること

私が手帳で管理したいものは、
・仕事・プライベート両方の予定
・携帯が使えないときに困らないための最低限の連絡先
・手紙を書く友人の宛先
・ネットバンキング、ショッピングサイト、会員サイトなどのログイン情報


これに加えて、
・予定外にその日にやったこと、行った場所の記録
・食べたものの記録
などである。

結論としては、私の要望はグーグルカレンダーですべて実現できた。
グーグルカレンダーに移行してからというもの、これまでいかに不便で手間のかかることをしていたか
存分に思い知らされた。
私は性格上、手帳にもつい丁寧な字で書き込んでしまう。
書いた字がゆがんでいるとしばらくのあいだ気分が冴えない。
リスケジュールには修正テープを使っていた。
毎週の定例行事も一件ずつ書き込んでいた。
手帳を手放せば、これらの悩みから瞬時に解放される。

とはいえ、いつでもPCの前にいるわけではないし、iPod TouchやiPhoneが取り出しにくい場面も想定されるので

補助ツールとしてモレスキンのマンスリータイプの小さな手帳を手に入れた。
とりあえず書き込んでおいて、あとでPCに入力するという使い方を想定している。

iPhoneの場合、電話中にスケジュールを確認したいときどうするかの方法論を確立しておきたい。
BlueToothを使いこなすにはもうひと踏ん張りいりそうなので。


参照記事
(iPhoneiPod Touch)オーナー必携! - #書評_ - iPhone情報整理術
デジタル系職業についている人たちは積極的に世の中にデジタル機器を普及させる使命があるんじゃないか




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