考え事と備忘録と発見の集積。

感じたわけを、考えろ

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広告や営業コンサルの仕事をしているとき
心がけていることがある。

それは「全ての物事には理由がある。」ということ。

例えば紙の広告なら

書体のチョイス、大きさ、
紙の厚さ、色
インクの種類、
印刷の種類、
メインカラーチョイス、
色彩設計、
レイアウトのバランス、
メッセージの順序、量
メインビジュアル
設置場所
設置枚数
設置期間
サイズ

これらの全てに対して明確な理由がある。

「考えるな、感じろ」
に近いニュアンスの言葉を
クリエイタの方々から聞くことがあるが、

それが許されるのは一番初めのステップだけだ。
思いついたら、その後は感じたことをロジックに落とし込み、
共有する為の整理された道筋を創る作業が待っている。

そこは
なぜその表現なのか?
その表現は誰に届くのか?
ていうか目を引くのか?
引く理由はなにか?
と言い訳を用意していく
「感じたわけを、考えろ」
の世界だ。
(ここでもう一度ロジカルになってしまった表現を
 感覚によって精査できるか否かが表現の質に表れるが。)

しかしこれは日常のあらゆる行為にも
当てはまることだと信じている。

今、むやみに忙しいのも
「年度末だから」という理由があるから
しようがないのだ、きっと。

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