考え事と備忘録と発見の集積。

シュレティンガーの猫の手も借りたい。

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シュレティンガーの猫は
たぶん、普通の猫よりも助けにならない。

なにせ「生きている状態」と「死んでいる状態」の
二重存在なわけだから、
役に立つ立たない以前の問題なわけだ。

動物の名前の入ったことわざや学術用語はたくさんあるが、
まあたいてい混ぜると危険だ。

例えば他には、こんなのはどうだろう、

トランデレンブルグの猿も木から落ちる。


至極当然だ、
脳外科手術をかまされた猿が
木から落ちないわけが無い、
「当たり前のことである」みたいな意味だろう。

あとは

パブロフの犬も歩けば棒にあたる

説明不要なほど有名な
ハチ公ビクター犬くらい有名なあいつだ。
条件反射を学習した犬なわけだし、
きっと歩くと必ず棒にあたるように教育されてるんだろう。

それから
フィボナッチのウサギを見て犬を放つ

なんてのもありかも知れない、

これなんかは愚の骨頂に違いない。
フィナボッチ数列の規則にしたがって
ほぼ無限に増殖するうさぎに犬をけしかけて、
将来の利益を失うとはまったく馬鹿げた話だ。

是非心に留めておきたい。

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